オリーブワークスのお米食べ放題システム
当社のシェアハウスではお米食べ放題システムを導入しております。日本人の主食といえば、お米。一人暮らしでお米を買ってくるって、結構重くて大変だったりするもの。毎日食べるとお米代も案外ばかにならないものです。
そんな私たちの生活と切っても切れないお米が、もしシェアハウスに常備されていたら・・・。うれしいんじゃないかな。そう思って始めたのがこのシステムです。
とてもありがたいことに、私(代表)は、農家の息子と結婚することができました(笑)。結婚して十数年、旦那さんの実家で作られたお米を毎日食べて暮らしています。本当に幸せだと思います。なぜなら本当にとっっっても美味しいから。
みなさんにも、この美味しいお米をたくさん食べて欲しくって始めたこのシステム。それと、それだけじゃなくて、いろんな思いがあって始めたこのシステム。
是非お味見にいらしてください。
※お米食べ放題対象ハウスは【オリーブビレッジ横浜】【オリーブヒルズ横浜】です。【ノブレス横浜】では開催しておりません。
お米はここからやってくる
オリーブビレッジ横浜でご提供しているお米の品種は「ひとめぼれ」。全国では「コシヒカリ」に次ぐ生産量を誇る品種です。粒張りが良く適度な粘りと弾力があり、「コシヒカリ」に引けを取らない食味があります
産地は福島県、猪苗代町。私の旦那さんの実家のある町です。
猪苗代町は、猪苗代湖という大きな湖と磐梯山が有名な自然豊かな場所で、夏は猪苗代湖で湖水浴、冬は磐梯山でスキーと、関東の方々には主にリゾート地として知られているかもしれません。また、5000円札でおなじみ「野口英世」生誕の地でもあります。
そんな町で義理の父母は、専業農家として生計をたてて暮らしています。特にお米はお義父さん、野菜はお義母さん担当、といったところでしょうか。
日本有数の米どころ、会津。その中でも、会津磐梯山と猪苗代湖に囲まれた、豪雪地帯の猪苗代。磐梯山系の豊富な雪解け水と、有機質土壌の田んぼが数多く存在します。
猪苗代よりも西側の会津坂下町や湯川村、喜多方市などの会津平坦は、「コシヒカリ」の産地として有名ですが、標高500メートル以上の猪苗代は寒暖の差が激しく、知る人ぞ知る「ひとめぼれ」の産地だそうです。同じ県内でも場所によって作られる品種が違うんですね。勉強になります。
磐梯山から流れ込む新鮮なお水と豊かな土壌がお米をこんなに美味しくしてるんですね。猪苗代の豊かな自然に感謝です。
復興支援の思い
忘れもしない、2011.3.11に起きた東日本大震災。東北に、特に福島県に甚大な被害をもたらしましたよね。そう原子力発電所から放出された放射能です。このせいで、福島の農家は多くのダメージを受けました。野菜やお米、農作物が売れなくなったのです。もう10年も前の話ではありますが、まだ9年前の話です。福島産の農作物に抵抗のある方、まだ多くいらっしゃるのではないでしょうか。
福島産のお米、今もちゃんと放射能検査されているの、ご存じですか?案外知られていないですよね。
だから安心して食べてください。安全で、そして何より、美味しいから。
お義母さんも言ってました。いつも野菜を卸しているスーパーの産直コーナー。検査済みの野菜を持っていってもスーパーの担当者さんから「万全を期して、スーパーでももう一度、検査にかけるね。」って言われると。売る方もそれだけ神経とがらせてるんですね。私もその話しを聞いて驚いたし、なんとも言えない気持ちになりました。
10年たった今でも、まだ福島は復興中なんです。たぶん、この先何年も復興中なんです。まだまだ終わらないんですよね。せつないけど。こればっかりはもう、どうしようもなくて。
福島のお米、お野菜、一度食べてみてください。安全で美味しいです。
福島産、なかなか食べる機会って、少ないでしょ?
だからうちのシェアハウスで提供します。
気に入ってくれたらいいな。まわりの人に「福島産、美味しいよ、食べてみなよ!」って伝えてもらえたらうれしいな。
そんなシンプルな願いも込めて始めたお米食べ放題です。
エンドレスな復興支援にちょこっとでも協力してもいいかな、なんて思ってる入居者様、心よりお待ちしております。
『十年の 重み 着込んで 笑顔あり』(義母からの手紙)