障害者グループホームのセミナーに参加して

先週のことですが、とあるセミナーに参加してきました。以前から関心のあった福祉系のセミナーです。主催はかながわ福祉サービス振興会、開催場所は山下公園のすぐ近くです。

福祉といってもいろいろな分野があると思いますが、今回申し込んだのは『障害者グループホーム』関連のセミナー(´・ω・`)

なぜこのセミナーに参加したかというと、障害者グループホームの実態を知ってみたかったという単純な理由です。このセミナーはグループホームを開設したい事業者向けのセミナーだったのですが、まず『障害者グループホームとは・・・』のところから詳しく説明があったので無知の私でもとてもわかりやすかったです。実際運営されている事例の映像も見せてもらえたし。

今私はシェアハウスを運営していますが、形態自体はグループホームとシェアハウスってほぼ同じで鍵付きの個室があってキッチンやリビングなどの共用部があって、ただ住んでいる対象者が健常者か障害者かっていう違いだけだと思います。グループホームも既存の建物を使用している場合が多く、ほぼ6割が既存の戸建て住宅を使っているとの説明でした。(うちも既存住宅をリノベーションしてるし)

私は福祉の知識がゼロなので、自分が事業者となってグループホームを運営していくことはみじんも考えていませんが、じゃあなぜ?というと、いずれ自分が所有している土地建物を福祉施設として活用してもらえたらいいなぁという漠然たる思いがあるからです。

今我が家は築年数は古いですが地下倉庫付きの賃貸併用住宅に住んでいて、いずれ賃貸にだす可能性があります。一般人に住んでもらうより福祉で活用してもらった方が建物のよさが生かせるのではと勝手に思ったり。あとは気分的に社会に貢献してるような満足感を味わうこともできるし(^^;)

実は他にもきっかけがあって、今ハウスで暮らしている住人さんの中に福祉施設で働いていた方が住んでいらっしゃるのですが、その方と福祉の話をする機会がありました。彼女は親と離れて暮らさなくてはいけなくなった子供たちが共同生活をしている”シェルター”と呼ばれる場所で働いていて、うちへ入居したのも、自分も子供たちの気持ちを理解するためにシェアハウスで生活してみたいと思ったのがきっかけとのことでした。(その後職場は変わってしまったようですが、私、内見時にこの話聞いて感動しました(;_:))

この”シェルター”も、戸建て住居を借りてNPO法人が運営し、みんなで共同生活をしているとのことでした。

障害者やこどもたち、老人など、今は福祉の場でも他人と共同生活することが特別じゃないんだな~と実感します。

空き家もこれから増えるだろうし、そういうのを福祉に活用できたら貸す方も借りる方もハッピーですよねぇ。でも土地建物を実際に福祉で活用して欲しい!と思っても、じゃあ一体どうしたらいいの??って思ってね・・・。自分で一件一件事業者に問い合わせていく必要があるのかと思ったけど、セミナーの主催者さん曰く、マッチングやサポートしてくれる機関もちゃんとあるみたいです。そーなのね。

福祉もいろんな分野があるので、土地の立地(坂や階段、駐車スペースの有無)や建物の形状(段差があるない、バリアフリーなど)で、どの分野に適してるか判断する必要がありそうです。老人対象だと段差の少ないバリアフリーな建物、障害者対象だと地域にひらけた場所(隔離された場所には造れません)、逆に子供対象のシェルターの場合は人目につかない立地の方がいいそうです(住人さん談)。ちなみに余談ですが、普通のシェアハウスの場合は、駅近でお店が周りにたくさんある立地が断然よいです(私談)

いろいろですね(^^;)

セミナーには20名ほどの参加者がいましたが、ほとんどこれから障害者グループホームを開設したいという事業者さんでした。(あたし、浮いてたか??(^^;))

ニーズもあるし、国、県、自治体も開設を後押ししているようだし、今後こういったグループホームは増えてくるのかもしれませんね。自治体によって補助金もでるみたいだし。うまく運営が継続できるかは事業者さんの腕次第になってくるのでしょうが…。建物を貸す側としてはきちんとした事業者選びが肝心です。その見極めが最も重要かつ難しいところだと思いますが(~_~;)

まぁ、まだ子供が大きくなるまで当分は自宅に住みますが、いざのときのために情報だけはたくさん収集しておきたいと思います。

子供たちがでかくなるまで、がんばろう!!(`・ω・´)ゞ

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